増加し続ける需要

増加し続ける需要

LINEで送る
Pocket

ケアマネが就職に困ら無いわけ

近年ケアマネの仕事に関心があるという方はとても増えていますが、実際に苦労の末にケアマネの資格を取得できたとして本当にケアマネの仕事はあるのかどうかについても多くの方が気になるところではないでしょうか。結論から申しますとケアマネは仕事に困りません。今現在も多くの求人がありますし、今後も募集は増えこそすれ減ることはないといわれています。
それというのもまず介護はその関連法規によって訪問介護事業や介護施設の経営を行おうとした場合、必ずケアマネの資格取得者を設置することが義務付けられているからです。そして現在世界でもトップの高齢化先進国であり、今後ますますの高齢化が予想されている日本において介護は今後も大きなテーマであり続けます。

本当に無くならないか

ただ、介護の仕事について今後は少なくなる可能性があるという方もいます。そうした可能性も確かに0では無いでしょう。例えば人の代わりに介護を行うようなロボットが開発され一般化されるような未来だったり、日本が将来的に移民を大規模に受け入れ東南アジアやアフリカなどから非常に安い給与で介護サービスを行う人が大量に流入してくる未来などは可能性としては0ではありません。
しかし、介護ロボットのようなものが開発されるにしてもそれはまだ先の話でしょう。またもしそのようなものが開発されたとしても、ケアプランを作成するケアマネの仕事は簡単には無くなりません。それに移民の受け入れについては少し前まで真剣に議論されていた向きもありますが、最近はトーンダウンしてきました。ヨーロッパを中心に移民の受け入れが難しいという話が多く出たり、日本自体の経済力が下がって日本で働くメリットが外国人目線で見て減ってきているためです。

今は大きなケアマネ不足

実はケアマネの仕事は過去では一時的に飽和状態になっていました。しかしそのためにケアマネの試験の合格率が一時期抑制されていたため、現在はその数がそれほど増えていません。そして合格率が抑制されていた時期に介護事業の増加も重なったため、現在はケアマネ不足になってしまったというわけです。
今後も居宅介護支援事業所やグループホームなどケアマネを採用する必要のある施設は増加が見込まれるため、ケアマネのニーズは増加を続けるでしょう。

採用の募集では実務も重視

なおそんなケアマネの採用市場ではただの有資格者ではなく、募集施設の仕事内容での実務経験を持つ人への採用ニーズが特に高まっています。ケアマネになるためには介護の世界で最低5年の実務経験が必要なのでどのケアマネも介護の経験は豊富なのですが、それでも施設介護の仕事と訪問介護の仕事では違いも大きいため施設経験の長い人は施設のケアマネに、訪問経験の長い人は訪問のケアマネにというのが求められているのです。

2016.7.22

FEATURE

”話す”ではなく”伝える””話す”ではなく”伝える”

ケアマネの仕事をしてく上でコミュニケーション能力はとても重要ですがその中でも特に肝に銘じておく必要があるものがあります。それは話すことと伝えることは異なるということです。人間はともすれば自分が話すだけで満足をしてしまい相手に対してきちんと伝わったのかということを確認しません。しかしケアプランの説明などは話して終わりではダメで、相手が理解できて伝わることが大切なのです。

ケアマネのお仕事ナビ
Copyright (C) 2016 ケアマネのお仕事ナビ All Rights Reserved.